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2018年12月 2日 (日)

汚いライカカメラが好き

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1960年代のライカのブラック仕上げの程度はそれはひどいものであった。新品で手に入れても大体2週間でブラックペイントが全部剥がれてしまうのである。私の持っていたライカM2のブラックもそうだった。
当時はトヨタの広告の撮影をしていて豊田市のオープンスタジオにほとんど年がら年中暮らしていた。それでブラックペイントの禿げたカメラにファインダーの部分だけ養生してマットブラックのスプレーをシュッとやって使い続けていた。

当時のブラックライカの正式な作り方はアンリカルティエブレッソンのやり方が正統派であるとみなされていた。要するにブランドを選んでそんじょそこらではないブラックテープでカメラにベタベタ貼ってにわかブラックカメラにするのである。

1960年代のアサヒカメラの広告などは完全にこの手の話としては神話伝説になっている。
シュミットにある日外人さんがブラックライトのオーバーホールを頼みに来た。フランス語なまりのある英語でスイス人と答えたその人がライカを預かってオーバーホールをした。
このストーリーそのものがまず変である。
写真家がオーバーホールなどにライカを預けては仕事にならないではないか。

技術者が汚いブラックテープをはがしたらその下にアンリカルティエブレッソンと言う刻印が見えたと言うのである。どこまでが真実でどこまでが伝説だかわからない。

でもフイルムカメラ自体の存在の美学と言うのはそこら辺に感じられる。
もっと驚く事はこの広告のコピーはシュミットがブラック仕上げのライカをうるために書いたと言うことだ。その意味でライカのセールスの知的なレベルの高さはあの当時と今とは比較にならないのである。

時々オークションに登場するアンリカルティエブレッソンのブラック仕上げのM3ライカなどがすごくて完全にブラックペイントがはげているから金色の仏様みたいになっている。


先日ダライ・ラマさんが来日して日本では全然ニュースしなかったけどダライ・ラマさんはカメラが好きなのだ。555,555と言う製造番号は彼に贈呈された黄金のライカなのである。
ダライ・ラマさんがまだ20代の頃に取材に来た映画カメラマンの持っていたEyemoカメラに興味を示してそれを操作しているところが当時のライフマガジンに掲載されていた。

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