フォト

ギャラリーバウハウスの展示

オンラインギャラリー

バナー

チョートクカメラ塾ブログ

Chotokuぶらり パチ塾

無料ブログはココログ

« 立石仲見世栄寿し | トップページ | 上海歩行。たこぼうずを行く »

2018年2月 8日 (木)

フォクトレンダーカメラの故郷はWienです

初めてフォクトレンダーのVitessaを手にしたのはオーストリアウィーンにいた頃だ。1番初期のモデルでアクセサリークリップはついていない。レンズはUltfonの50ミリF2が付いていた。まずそのデザインが良い。

ドイツ人が作ったカメラデザインの中でこれはライカやコンタックスを超えるずば抜けたデザインだと思う。以前Cosiのお手伝いをしていた時に何かの拍子でこのカメラの話が出た。小林社長はこのカメラが好きでないとおっしゃっていた。これは正しい意見だと思う。今の時代にこれほど込み入ったカメラを作るのは不可能であると思うからだ。

大量生産品のくせにやたらメカニズムが込み入っているのである。しかも外から見るとビスを1本も使っていないと言うところがスマートである。

初期のモデルは非常に凝っていてシャッターを押すとフィルム圧板が出てきてフィルム面を押して安定させるのである。しかしレンジファインダーのベースが短いので明るさがエフ2のレンズで至近距離でとるとピントを外した。それで私が好きなのは暗いレンズである。明るさがエフ3.5と言うやつ。

観音開きのドアがワンタッチでレンズが飛出して同時にプランジャーと呼ばれるフイルム巻き上げ用の長い棒が飛び出す。フイルム巻き上げにはいろいろな方式があってのぶ巻き上げから始まってライカビットのような引き金になりいろいろあるけれどもこれが1番ユニークだと思う。何しろ金属の棒が飛び出してくるのだ。

このカメラは1,950年代後半にはアメリカでも爆発的に売れたのである。制作したドイツ人がドイツ離れしたカメラを作ってそれはアメリカに輸出してあまりアメリカ人好みではないと思われるこーゆーデザインのカメラはアメリカ人がこのんだと言うのが非常に面白い。

こういうデザインのカメラを見慣れてくると現在のデジタルカメラの没個性的な存在感がちょっと情けなくなる。😎Img_5644


« 立石仲見世栄寿し | トップページ | 上海歩行。たこぼうずを行く »

ごあいさつ

  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
2018年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28