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2018年1月20日 (土)

吉村朗遺作展@yocto

R0471248
吉村朗遺作展@yocto である。初日に出かけてギャラリーNiepsの並びを探したが発見できなかったのは理由不明だ。以前からあるギャラリーであって私の探し方が悪かったのだ。
展示は30数点の8 × 10相当のタイプCプリントであった。吉村がアジアの街を何かに追われるがのようにしかしフットワークが良くて撮影が継続していると言う印象があった。

彼の代表作、街路迷走 である。
吉村の影が写っている写真の前で私はしばらく立ち止まった。吉村とカメラの1部がシルエットになっている。そのカメラスタイルは一眼レフではなくて35ミリレンジファインダのキエフのようである。これは私の思い込み1種の強迫観念であるのだが吉村にザルツブルグカレッジで会ったときに私は彼のミノルタの一眼レフと私のキエフをトレードしているのだ。吉村の写真集に彼がキエフを構えたショットがあったのでそーゆー連想が働いたのである。吉村のカメラで私はポーランドの連帯を撮影に行った。そして吉村のキエフは極東をとっている。

吉村の写真展をディレクションしたのは今回が3度目と言う写真家のHiroyoshi Yamazakiさんにぜひお聞きしておきたいことがあったのだ。吉村がなくなって数年経過しているから今更遺作展と言うのはどういう意味ですかと言うことを聞きたかったのである。
山崎さんの言葉は重かった。
吉村が亡くなった直後にはなるべく自分でそのことを考えないようにしていたのだが数年経過することによって逆に吉村を失った痛みが浮上してきましたと言うのである。

最後の最後まで吉村に付き合ったのが山崎さんである。そういう人間関係と言うのを私は忘れていたのだがこれは素敵なことだと思った。つまり遺作展と言うのはそんじょそこらの遺作展ではないのである。
今の時代は評論家や学芸員が自分の豊富な知識で写真家を解体して合作してしまう時代である。これからどんどんそうなっていくのであろう。そういう風潮の中で吉村は幸せな写真家である。

わかりやすく言えばフランツカフカの未完成の原稿をまとめたカフカの親友のようなものだ。

それにしても私がびっくりしたのは吉村が自分の出版物そして細かい当時の資料を全部ちゃんと保管していたことにある。そしてそれが今非常にタイムリーに活用されているのである。

吉村のディレクションをした山崎さんは2月10日から18日までこのギャラリーで個展を開催される。私が数年前によく通った越谷レイクタウンがテーマである。山崎さんはそこに長くお住まいでこのプロジェクトをずっと撮影していらっしゃる。それで話題はおのずと展開してルイスヴァルツのことになった。

R0471251吉村朗遺作展@yocto 1/28まで会期中は木金土日のみオープン。😎


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