労働者階級には上流階級よりもピュアなプライドがある
おかげさまでギャラリーバウハウスの私の写真展が後半に入った。いろいろお買い上げもあり誠にありがたい次第である。感謝します。
今回の展示は私のwinの2,000本以上ある、ネガフィルムのストックがからアトランダムに50本を引き抜いてその中からセレクトしたものである。これが1階の展示であってB1は一昨年の12月に撮影した。
ここでお見せするこのショットは写真展には入っていない。手持ちのネガフィルムから偶然に発見したものである。
私が常々思っているのはオーストリアウィーンの階級のプライドのことだ。上流階級よりも労働者階級の方がプライドの質がピュアであると言う点なのである。
労働者階級に自らの誇りを持っているということだ。そういう人たちの雰囲気に浸りたくて私はwinの南の第10区とかそーゆー労働者階のバーによくいったものだった。これはウィンなまりの勉強にもなるのである。だから私のインチキドイツ語はウィーン大学で教わる正式なドイツ語とは反対世界に存在するものなのだ。
飛行機でフランクフルトの空港に着いてそこからタクシーに乗るとタクシーのドライバーさんが私を振り返って言うのである。お客さんwinから来ましたね?