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チョートクカメラ塾ブログ

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2017年6月 2日 (金)

東松照明さんのペリックス

Img_3062

1968年の夏であったと思う。
私の日大写真学科はデモでロックアウトされていた。
それで大学の外の私の大学を求めて東松照明さんの事務所などにも押し掛けた。向こうでは実に迷惑なことであったと思うが、これは貴重な体験でまだ写真家になる前、つまり編集者だった中平卓馬さんなどもそこで出会ったのである。

東末さんはニコンエフの使い手であったがその頃からスポンサーがキヤノンになったようである。
ある日事務所に押し掛けたら、その当時はまだ宅配便と言うものは存在しなかったと思うけれどもキヤノンから大きな段ボールの箱がいくつか届いていた。

中には数台のペリックスの本体と10本ほどのレンズが取り出された。有名なプロ写真家と言うのはすごいなと感心したものであった。

それからあまり時間がたたないうちに東松さんはカメラ雑誌の広告にペリックスを持って登場された。これが実にかっこ良いのである。
ペリックスにはブラック仕上げもあってこれは我らカメラスズメが騒ぐところであるが、東松さんは王道であるからそういう馬鹿な真似はしない。
雑誌広告に登場した唐松さんの首からかけたペリックスは正統派のクローム仕上げだった。本物の写真家はそういうものなのであろう。

ずっと前から東松さんに憧れていて今まで思うと不思議なことなのだが、インターネットも何もない時代だから有名写真家の風貌がどうであるのかが皆目分からないのである。

それで私なりにあれこれイメージを考えていたのだが実際にあった東松さんは私にとってかなりショックだったのは、有り体に言えば、そこら辺のおっさんであることだった。
しかしその後考え直してやっぱりそういうおっさんがこういう大写真家だからやはりすごいのだというふうに理解した。

話は前後するがカメラ毎日に東松さんがが日本全国あちこちを日常生活として旅行している。これもかなりたくさんのページで発表された仕事があって、そのタイトルが「東松照明日録」と言うのである。
その頃写真家が使っていたのはペリックスではなくてその前のキャノンFTであった。

当時ニコンエフとライカを使っていたカメラ小僧の私からしても大写真家の機材はずいぶん安っぽいものというか、アマチュアっぽいなと不思議に思ったりした。まだF1が登場する前の話である。

ペリックスのペリクルミラーはすぐダメになって長年で使うことができなくなるなどと言う風評があったがどうもこれは当たっていない。
私の手元にある半ダースほどのペレックスもミラーはどれもしっかりしているのである。
この個体はガラクタ屋さんで買った。

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  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
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