フォト

ギャラリーバウハウスの展示

オンラインギャラリー

バナー

チョートクカメラ塾ブログ

Chotokuぶらり パチ塾

無料ブログはココログ

« なんとなくクリスタルグラス | トップページ | ZUG LUFT 列車風 »

2017年6月24日 (土)

縮刷 緑雨全集

Img_3440

文士の斉藤緑雨が好きだ。
博文館が大正11年に出した彼の全集がある。
全一冊であって縮刷版とあるのだ。

値段は3円50銭であった。
緑雨が絶賛しサポートした樋口一葉の全集も巻末に広告が紹介されている。
それも3円50銭なのである。

当時の3円50銭は貨幣価値がわからないが35,000では多すぎるし3,500円では少なすぎる気がする。

私が知りたいのは斉藤緑雨が亡くなる少し前に今の深川森下町、当時の湯灌場大久保のお寺の南の汚いどぶ川の南側にあった棟割長屋で開催された雅の宴会のことである。

その内容は緑雨自身が書いているのだが、全集を探したが見当たらない。あるいは雑文なのでどこかに落とされているのかもしれない。

彼の親しい友人数人が集まって棟割り長家で宴会をした。
長屋の部屋は四畳半と三畳しかないから当時住んでいた愛人と彼女の母親は外に退散したとある。

刺身、膾の大皿を1つ。そら豆を一升。
近くの酒屋から酒を四升をとってそれでもたりないので後で二升追加したとある。
なかなか地味だけど粋で楽しい宴会であったようだ。こういう宴会なら自分も開催してみたいと思う。

斉藤緑雨全集には3,000円と言う値札が付いていた。さらに小型だけど分厚い本の真ん中あたりにエジプトのホテルの名刺が挟んである。だから10年前にこの本を持ってカイロに行ったことがわかるわけだ。

この本がかなり凝った作りでイントロダクションは作家の名前にちなんで緑色のインクで印刷されている。それが百年近く経っているので退色して非常に見にくい。

本文はちゃんと活版刷りであるからそっちの方が読みやすい。今のオフセットと違うから印刷の活字に押されて用紙がかすかに凹んでいるのも好ましい。

総ルビ。

« なんとなくクリスタルグラス | トップページ | ZUG LUFT 列車風 »

ごあいさつ

  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31