フォト

オンラインギャラリー

バナー

無料ブログはココログ

チョートクカメラ塾ブログ

Chotokuぶらり パチ塾

« 窓からの眺め | トップページ | ヒゲは重要なフィルム乾燥の道具だ »

2017年6月19日 (月)

パリの昔のバス

パリの昔のバスImg_3382
神田明神の脇のギャラリーバウハウスで7月25日までコレクション展が開催されている。世界中の巨匠から新人まで総計32名の展示会である。

私も4点ほど1,970年代に撮影したヨーロッパのパノラマ写真を展示している。もともとこれは昨年亡くなったつアイトフォトサロンの石原悦郎さんのコレクションだった。

今回 220点ほどある作品のそのうち4点を展示しているわけだ。

4点はすべてパリの1,970年代の作品である。この作品は言うまでもないが70年代のパリを訪れたツーリストには懐かしいバスである。

今のモダンなバスとは違って色使いも何か緑色を主体にした色使いだった記憶がある。
ちょうど大昔の京都の市電とか市バスの色と似ていた。

以前岩波写真文庫で私の気に入った写真文庫を復刻すると言うのがあって数人の人々のうちの1人に加えられた。私が選んだのはタイトルは失名してしまったが戦後のパリを撮影した岩波写真文庫の1冊だった。それはパリの風景は戦争直後であっても今でも建物だけではほぼ区別がつかないのである。だから通行人のファッションもそうであるが、それより重要な時代の決め手は街行く車であった。乗用車もそうだがバスの場合は本当に戦前のオムニバスと言えるクラシックの車体なのである。

ヨーロッパではずいぶんバスに乗っている私であるがこの時代のこのタイプのバスが好きなのは言わゆる展望車になっている点だ。

このバス最後部のバルコニーから花の街パリの展開する万華鏡のような風景を見るのは人生の楽しみの最大のイベントである。

ゴダールの古い古い映画の中で確かこのバスのリアの展望車のバルコニーのショットが出てきたような記憶がある。
あまりに古い映画なので不確かだが、これは草月シネマテークの時代だから60年代半ばであって、まだ青山通りに都電が走っていたと思う。

それをシナリオ風に言えば、展望車を後から別の車両で移動撮影をしているのであるが、その展望車デッキの上で若い男女が痴話げんかをしていると言うところであった。

ゴダールも若かったし、血気盛んだったからこの展望車の使い方の手立てをよく知っていたものと思われる。

今のパリの市バスは実にエアコンが効いていて快適ではあるが、何か熱帯魚の水槽がそのまま移動してるような感じがする。
つまりそこにはドラマが発生する手立ては無い。

🇻🇳ヨーロッパのパノラマシリーズは現在京都ギャラリーメインでも展示中。

« 窓からの眺め | トップページ | ヒゲは重要なフィルム乾燥の道具だ »

ごあいさつ

  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31