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2017年4月14日 (金)

サンマルタン運河のあたしのベンチ

Img_2408

六本木ヒルズの仕事場を止めてから佃煮ヒルズの他には路上のベンチが私の仕事場になっている。

パリのサンマルタン運河の木のベンチもそのうちの1つだ。つまり世界中にいろいろな場所に私の椅子があるということです。

日本と比べてヨーロッパはどこも公園はパブリックなものだし、そこにすえられたベンチはさらにパブリックな存在と言う認識の歴史がある。
しかもエントランスにはちゃんとしたドアがあって公園の中と外を完全に区切っていると言うのは個人意識の表れというものであろうか。

このタイプのベンチはパリにあるベンチの中ではかなりスタイルが古い方である。その後になって構造がもっと簡単なものが作られたがやはり座りにくい。

アンリカルティエブレッソンの傑作の中でパリのチユイルリー公園でそれが誰だか忘れたが、作家が同じタイプのベンチに深く腰掛けてリラックスしているショットがあって、それが傑作だと思った。
その作家は長いレインコートを着て足をすっと伸ばしてリラックスしているのであるが、その人の属性が男性か女性かもわからないのである。
ただしその人がベンチの上でリラックスしていると言う事だけがわかる。

このベンチは 3マルタン運河の水門の前の1番背の高い眼鏡橋の前に据えられている。
だからここから運河の全部を見るとには非常にふさわしい。
考えてみれば3マルタン運河はダゲールが写真術を発明した以前から存在していた。だから風景画家シスレーが描いているのである。

シスレーの時代に座っているベンチがその当時あったとは信じがたいが、シスレーの油絵の中で似たようなアングルがあるから案外そこに座ったとは言えないにせよ、近くにシスレーがたっていたと言う事は理解できる。

今間のパリでの滞在ではここで仕事をしたと言うのではなくて、毎日決まった時間にこのベンチにやってきてそこでクラブエダムごっこをしたのであった。

このベンチはかなり貫禄がついていて、マロニエの大きな木の下にあるから鳥のフンで結構座る面が白くなっている。でもそれもカラカラに乾いているので別にその上に座って困ると言うような事もない。

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