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2017年3月25日 (土)

パリのギャラリーの展示が気に入った

Img_2205

中富士さんとの2人の展覧会が30日から5月の5日までパリで開催される。
ルイジからその展示の様子が送られてきてそれはおそらくiPhoneのパノラマでとられたようであるがなかなか感じが良い。

写真展と言うのは過ぎ去ってゆくものであるから、例えば1976年から77年にかけてヨーロッパを巡回した現代日本写真家展もそうだが、記録として残っているのは図録だけで実際には展示されたそのものと言うのは写真に頼る他は無いのである。

このワンショットはシャープではないが後々貴重なものになると思う。それで展示の第一印象であるがニューヨークのギャラリー291で展示された100年前の展示にすこぶる似ているのが良い。

日本は作品史上主義なのでマットに入れた写真を横一列に並べると言うのが普通である。それはそれでニートな感じがして好きなのだが、一方でこのように作品を塊として見せるという方法がある。数年前であるが中富士さんが企画した 神田あたりをテーマにしたグループ展では私が展示した写真は1つの塊のようにしたのである。

今回のパリでの展示は私が別に展示方法を指示したのではなくディレクターがこのように展示したのでこれはなんというか一瞬の以心伝心と言うやつであろう。

ギャラリーで写真を観察するときに通常、日本などでは視神経の運動方向が横方向なのであるがこの場合だと視神経がが上下に移動するのでそこにリズムが生じる。

映画の撮影テクニックでカメラを水平に振るパンニングと言うのが日本的な展示方法であるが、これはチルト、つまりカメラを上下に振ると言うのに近い。その方が視神経の刺激が複雑化してくるのである。そこが面白い。

今回のパリの滞在は短いのであるが、私はオープニングレセプションにはいちどだけ顔を出すが、後は自分なりの撮影の予定があるのでもともと人間嫌いであるからそれ以上はギャラリーには行かないつもりである。

思えば20代から定期的あるいは不定期的にwinからパリを訪問して膨大な写真を撮影した。その一部はツアイトフォトサロンの石原さんが40年近く保管してくれていた1連の膨大なパノラマ写真があってそこにはパリも含まれている。

今回のパリで私はスチールフォトグラフィーは止めにしてジョナスメカスの真似をしてムービーを撮るつもりだ。言い換えれば、「いかれる老人のパリの映画」なのである。
そのスタンスは言うまでもなくジョナスメカスと同じ映画の方法論である。

怒れる老人のパリのムービー。
これは言い換えれば
いかれた老人のパリのホームムービーと言うわけだ。

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