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2017年2月 9日 (木)

ゼニット5というカメラ

Img_1774

1,950年代の後半にレンズシャッター式の一眼レフと言うブームがあった。その発端はフォクトレンダーが作ったベサチックである。

レンズシャッターを利用した一眼レフと言うのはシャッターのサイズで制約があるから光学設計はかなり難しいはずなのである。しかし当時この種類のカメラは大ブームになった。

それを当時のソ連でコピーしたのがゼニット4…5…6のモデルであった。
当時のソ連が作った西方のカメラのコピーで1番有名なのはライカのコピーのフェドなどである。さらにハッセルブラッドのコピーのサリュートとかレンジファインダのコンタックスのコピーのキエフなどがある。

それぞれにコピーがなされているがフォクトレンダーベサマチックのコピーはかなり高度な術がないと作られなかったに違いない。
修理屋さんに聞いてもオリジナルのカメラですら非常に複雑で修理が難しそうである。

ソ連製のゼニット4型から6型まではそのせいかどうかわからないがとにかく製造台数が少ない。
それぞれ数千台から1万台なのである。ソ連製のカメラは数100万台から数千万台のコピーが作られるのが普通だったから、このぐらい数が少ないカメラの生産台数と言うのはソ連にしてみるとほぼ試作品と言っても良いのかもしれない。

この3種類のゼニットは似たような性能なのだけれども5型は変わっていて、これは世界で初めてのモータードライブそれも電気式のそれを内蔵をしたカメラなのである。

しかもセレン式のメーターが連動するのだ。それだけ高級機なのであるが市場では全く人気がなくて安い価格で売られている。
だからこのゼニットの各モデルはお買い得なのである。標準レンズは50ミリであるがその他に38ミリから80ミリのこれもフォクトレンダーのズームレンズを完全にコピーしたモデルが存在する。

最初期ズームレンズであるがオートニッコールズーム35ミリ80ミリと言うのは実際に製品にはならなかったがこちらのソ連製のズームレンズはちゃんと市販されていたのだから大したものだと思う。

しかし当時の光学設計であるから非常に巨大で重いので、まず通常の撮影には伝わない。それで地味で真面目でよく映るこの50ミリの明るさが2.8のレンズを多用しているのだ。


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