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2017年2月11日 (土)

東京1966

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3月末から5月初めにパリの「淫靡ギャラリー」で中藤さんと開催する東京の写真展のこれは葉書である。

すでに51年も昔に撮影されたショットだ。日比谷の映画館のたくさん並んだところでこれをとった。
当時の私は19歳の生意気な少年であった。

映画の看板と言うのは今と違うから写真を拡大したものではない。

これは拡大した手書きのペンキ看板なのである。1,980年代の初めに私が初めて中国の広州に行った時、巨大看板は全部手書きのペンキ絵であった。それにノスタルジーを感じている。この石原裕次郎の映画看板も20世紀のノスタルジーに属しているのだ。

一昨年モロッコのカサブランカに行った時、街の中心部にクラシックな映画館があってそこにあの有名な映画のカサブランカの巨大看板がかかっていた。

これも手書きの拡大されたペンキ絵なのだ。実際にカサブランカを上映していたのかどうかはわからなかったが映画の看板と言うのはそれが巨大になると文化そのものになるのである。

今回の 1966と言うタイトルは私の日大写真学科1年生のときの年代がそれなのである。
当時はまだ人生生まれたてだから銀座が面白くて明日の9時ごろから夕方の6時ごろまで銀座をあっちこっち徘徊して撮影していた。だから私の精密な銀座の記憶と言うのは60年代後半のそれなのだ。

フイルムはトライエックスであったからそこら辺は今も全く変わらない。最初にライカを手にしたのは1967年だからこれはその1年前なのでミラーをアップしたニコンエフにニッコール 2.1センチで全部撮影している。

私は実は日本映画が大嫌いである。
オズもくろさわも嫌いである。だから私の周りの連中がケンサンは最高の俳優というのでミュージアムに行くのは脇で感心しているだけで彼らの価値観がわからない。
私が尊敬している映画監督はエイゼンシュタインとメカスそしてゴダール、タルコフスキーぐらいなものだ。

稲垣足穂も述べているが、彼は無類の映画好きだが足穂が映画に感じている魅力はその映画の機械学であって、お涙頂戴の筋書きの方ではないと明言している。まさに同感である。もともと映画は大衆娯楽であるからそこら辺に興味がないのだ。
一方で前衛映画も時間の経過には耐えられない。これも映画の不幸だ。

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