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2017年1月24日 (火)

阪堺電車にのる

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1,970年代の大阪はカオスだった。新世界などは歩いていてほんとに怖いと思ったこともある。 天王寺駅からごみごみした街並みを南に延々と走る古めかしい市電があった。 大阪芸術大学の関係で天王寺の都ホテルに泊まるようになってその時ようやく数十年前その市電のことを思い出した。 それでずっと南の堺まで乗ってみたらこれが異常に面白い。 世界中でいろいろな都市の市電に乗っている私であるがこの路線はイスタンブールの市電と12を争そう面白さである。まず走り方がめちゃめちゃであって大通りを走るかと思うといきなり路地裏に入ったりするところが良い。しかも幾重にも折りたたまれた時間軸をもぐったり出たりするのがこの市電なのだ。 それで私は興奮して1日乗車券を買って何度もこの路線を行ったり来たりした。 しかも停留所の看板がいい具合に色あせているのが誠に優雅である。 東京はトプコン通りの工場の裏手に長いコンクリートの塀の真ん中に1つだけ小さなドアがついていた。それは大昔青色にペンキで塗られていたのだが、それが時間を経て退色してしかも粉を吹いているのである。 その白く粉を吹いた青い鉄の扉が好きで私の東京散歩カメラにもそのドアは収録されている。さらにそこに指で猫の似顔絵を書いたりして遊んだ。 残念ながらそのドアはもう存在しない。 この退色した青看板にも類似の趣向を感じるのである。いやそれよりももっと古くてメソポタミアの遺跡から出土した古代の木片と言う感じがする。 電車の中は長い長いベンチシートで何か聚楽台の大茶会の赤い毛氈を思い出させる。良い赤色である。 目まぐるしく変化していくる電車のすぐ脇の建物を見ているといきなりピンクの建物が眼前に飛び越えて突進してくる。 まさにPink Floydのライブと言う感じだ。 電車の終点の浜寺公園は非常につまらないところなので5分もいられなかった。それでまたすぐ上りの電車に乗って戻ってきた。

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  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
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