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2017年1月15日 (日)

カメフレックスとカメックスは別のカメラです。

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プロ用の映画機材と言えばフランスのエクレールのカメフレックスが有名だ。私は亀フレックスのコレクターなのである。ほとんどのアクセサリーは持っているつもりだ。持っていないのはサウンドステージで撮影するブリンプである。これは本体が70キロ以上あるのでちょっと手が出ない。でも昔が本気でそれを手に入れようと考えたこともある。

カメックスと言うカメラがある。亀フレックスと亀ックスは一文字違いなので最初は同じメーカーと勘違いしていた。カメフレックスはフランスのメーカー、クータンアンドエクレール社の製品だ。
カメックスは1950に世界で初めてミラーレフレックスのダブルエイトのカメラを発売した。その会社をERCSAMという。
当時の8ミリカメラはまだ不十分なものであってボレックスがハーフミラーの一眼レフシステムを出していた。それに遅れてボリュームはミラー式の一眼レフを出したが元祖はこのカメックスなのである。

Facebookで「ダブル8をドアストッパーにしないための市民の会」というのを作って遊んでいる。スーパーエイトは古くてホントはダブルエイトであるというひねくれ者のクラブである。

1973年から1980年まで暮らしたwinで私は膨大な映画を撮影した。それは16ミリもあるが多くはダブルデートとスーパーエイトなのである。最初はボレックスのエイチ8レフレックスを使っていた。

1,970年代の後半に私はボリュームのスーパー8を使っていた。ある日、ゆきつけの映画機材店、マリアヒルファー通りのムービーセンターでこのカメックスのアウトプットを発見した。アンジエニューのズームが二本とベルトレのプライムが数本付いている「プロ用アウトフィット,」だった。

当時はスーパーエイトがメインであるから今更ダブルエイトに戻るのは時代に逆行しているような気がしたが、10本ほどコダクロームで写してみた。素晴らしい色彩のコダクロームのおかげもあったのだがこのフーテージが素晴らしかった。

撮影したのは冬のwinで雪がぱらつくようなシーンである。主に室内から撮影した。この1連の風景を私は忘れない。

それから40年ぐらい経過してこの間ノスタルジーの影響でこのカメックスをフランスのツールーズに近い田舎町から手に入れたのである。

値段は非常に安かった。程度が非常に良くてアンジェニューのプライムレンズ12.5ミリとズームレンズ9ミリ× 36ミリがついていた。
そのレンズの明るさが1.4と表記されていたので私はこれはミスタッチだとばかり思っていて実際に到着したら本当に明るさが 1.4 なのである。

アマチュアの機材でズームレンズで全域が1.4 と言うのは当時としてもすごいことである。私の持っている数歩プロ用のアンジエニューズームレンズの中で1番明るいのは、これは特殊などっキュメンタリーのために撮影する17ミリから始まる2.5倍の明るいズームがある。
そのレンズは非常に大きくて重くて発売当時値段は1万ドルに近かった。1,960年代に1万ドルだからこれはすごい。それで明るさは全域 F1.1なのである。Tストップでは1.3である。

そういうプロ用機材はともかくとして1,950年代の初めの頃にアマチュア機材でこういう明るいレンズができたのは凄いと思った。名門レンズだから値段もすごかったに違いない。

家にダブルエイトのプロジェクターがあると思って探したらない。これは10数年前に岡山にあるチョートク固執堂に保管されている。
それでそれを送り返してもらおうと考えたが、考えてみれば手元にはiPhoneとかニセゴープロがあるからいちいち40年近く前の思い出のためにフイルムを手に入れて撮影をするのも面倒である。

アンジエニューのレンズは作りが異常に良くてレンズキャップなどにも手をぬいていない。それが改めてすごいと思った。
これは1,950年頃にパリのショーで撮影された会社のブースのスナップである。
映写機も作っていたようだ。このメーカーに関する情報は非常に少ない。

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