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2016年12月22日 (木)

ファッション寿司


私の見聞したところによるとニューヨークはマンハタンで一般の人が寿司を食べるようになったのは1982年の日本の有名彫刻家のウイル伝シュタインのレセプションであったように思える。

シャンペンが回されて品の良いウエイターが銀のお盆に盛られた上品な寿司を周りにサービスしていた。ユダヤ人のお金持ちの婆等はこわごわ社交のつもりでその寿司を口にしていたのを見たことがある。

時代が違って今ヨーロッパの都市ではどこでも寿司屋がある。
その中で1番遅れて登場したらおそらくwinだと思う。7年前にモスクワを取材に行った時に体育館のような大きな寿司屋があった。千人は入れるのである。しかも奇妙なのはその寿司屋はチェーン店で名前を「焼き鳥」と言うのである。

サンクトペテルブルグにも取材に行った。プーチン大統領が好んでくる将軍とか言う名前の寿司屋であったがそこにプーチンさんとその一行が来るとセキュリティテの理由でその買い物大通りの端から端が全部封鎖されるのである。
ここら辺が独裁者の凄いところである。そのウラジーミルさんと膝を突き合わせて対談したしんぞうさんなどはまだまだ初心者だ。
周りの商店はたまったものではなかろう。

私の周りで外国人のお寿司の達人はライカショップのペーターである。
彼は最初日本に来た時事情を知らないで銀座の寿司屋でマグロを30かんとか食べて大変な散財をしたそうである。それはそれで良いのだがそれを見ていた日本の友人たちがこいつは大物であると思った。それでペーターは着々とそのビジネスを伸ばしていったのだ。

一方、極東人の某はおれ生粋の日本人だから日本人の握った寿司でないと食べないと言うような「寿司原理主義者」であった。だから近くの寿司屋で寿司を握っているのが日本人でない東洋人であると言って怒っていた^_^
こういうのは時代遅れも甚だしい。つまり非国際人なのである。コーシャの方が現実的だ。

このファッション寿司屋はwinの中心部のオペラ座の真向かいにある。ファッションヘルスではないけれどよく名前をつけたものだとそのネーミングに感心する。これはwinのでんつーあたりがつけたのではなかろうか。

お品書きを見ると別にたいしたものがないから入りたいと思う思わない。われわれはそれなりに寿司の専門家であるわけだがこういうお品書きを見ると我々日本人が考えている一般的なフランス料理と言うのもまぁせいぜいこの寿司のお品書き程度であるということをわかって興味深い。

ついでに思い出したのはニューヨークのウォルドルフアストリアホテルのメニューの貧困さである。要するにサイゼリヤクラスのチョイスがそこに展開されているのだから、トランプ新大統領に向いているということにであろうか。
もっともプレジデントオバマもそうであって彼が初めて大統領専用機に搭乗した時に頼んだのはハンバーガーであったそうだ。これはアメリカ人の味覚を馬鹿にするということではなくて彼らのおふくろの味なのであろう。
いずれにせよ政治家はグルメから離れている方が信用できる。美食等は暇人で金の余っている連中のすることだ。

私が20歳後半の時にリスボンで知り合って一緒に旅行したアメリカ人がいる。彼とは30数年ぶりに東京で再開して感激した。その人が大手航空会社のチーフパーサーなのである。私が六本木ヒルズに仕事場があった頃なのでヒルズのクラブでうまい鮨を食わせるよと言ったら彼はいきなり私に向き直って寿司より自分はハンバーガーいいといったのである。
これはこれで非常に正しい食事のチョイスであると思った。Img_1132


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