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2016年12月12日 (月)

ドナウのたそがれ

Img_1046

ドナウ運河はドナウの本流から作った人工的な川である。
だから本物のドナウ川に比べると非常に見劣りがする。偽ドナウ川なのである。
ドイツのドナウ流れる街やブダペストは大河であるからそのドナウ本流が街のそばを流れるのはなかなかゆったりしてよろしい。

ところがwinのは作り物だからちょっとテーマパークのように見える。

winに住んだ7年半はもともと狭い街であるからドナウ運河のほとりのアパートメントから歩いて街の中心部に行っていた。
そんなに時間はかからない。

ドナウ運河には観光目的でマリアと言う名前の小さなボートが川を遡上していた。長年住んでいてそれに乗らないのはバカバカしいと思って家人と滞在の最後の年にのったのだが非常につまらないのでがっかりした。家ではこれをマリアではなくてママリア丸と呼んでいた。

ココシュカが1947年に描いた小さな油絵がある。
それはドナウ運河のこの辺の渡船を描いたものである。その渡船は私も好きなものであった。当時のお金で1オーストリアシリングの半分つまりグロッシエンを払って渡船に乗った。

対岸に用があると言うわけではない。船がゆったりと水辺を渡っているときに私は手のひらを差し出してドナウの水をつかんだのである。普通なら川に落ちないとなかなか水はつかめない。

その渡しもなくなってその同じ場所にコンピューター会社の名前をつけた立派な橋ができたのもすでに30年以上前の話である。

夕方その橋の上を通ったら昔乗ったことのある観光船がゆるゆると川を登って行く。ただし昔のとは違って大きく立派であって川幅を圧するするほどの大きさだ。

そのボートを眺めながらゆっくり40年近く前のwinの日々の暮らしを思い出すのも老人の楽しみというものだ。

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