フォト

オンラインギャラリー

バナー

無料ブログはココログ

ロック ユー

« フィルム カジノ | トップページ | 小泉定弘さんの写真集が届く »

2016年12月29日 (木)

路面電車五番と331番の交差点の少女

Image_2


ウイーンに長いこと通っていると面白いことに気がつく。

1973年の5月の11日にwinの南駅に着いたのが私のこの街の歩行の最初の一歩だった。
そこで7年と半年生活してその後は極東とwinの間を行ったり来たりした。
でもいつも感じているのはwinに到着して私が私の最初の一歩を開始するときはそれはその前の回の私の歩行の続きのその次の1歩であると言うことなのだ。

面白いのは他によく通うヨーロッパの街でパリとかプラハとかベルリンやリスボンにはこの感覚がない。そういう街で私は常に訪問者感覚を持っいぇいるが、ウインでは私は居住者であってその前の歩行の続きを紡いでいくと言う感覚なのである。

それが私にとってのwinである。

この寒いwinの街角の少女が立っているショットと言うのはおそらく1973年かその翌年に撮影されたものであろう。カメラはライカかキエフか、よく覚えていないがレンズはソ連製のジュピターの35ミリがあったのは確かだ。

それから40年が経っているからこの少女は既に成人して既に還暦をカウントダウンするような年齢に差し掛かっているはずである。それが言って見れば写真の不思議さ写真の面白さということになろうか。

この撮影の現場はwinの20区と言う所で5番の路面電車と331番の路面電車が交差するポイントなのである。それで今回のwin滞在でも最後の日の夕方にドナウ川を超えて遠くまで行った帰りに私のアパートの2つ手前の停留所で降りてこの界隈を歩いてみた。

夕暮れの光の中で私が無意識に探しているのは無論50代後半のウイーンのフラウではない。この写真を撮影した時の子のそのままの少女を夕暮れの中に探しているわけだ。

そーゆー写真の持っているノスタルジーは本来あまり好きでないのだが、今回そういう気分になってしまったのは一体いかなる私の前頭葉の変容なのであろうか。

« フィルム カジノ | トップページ | 小泉定弘さんの写真集が届く »

ごあいさつ

  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31