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2016年11月13日 (日)

ロバートフランクの雲

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東京芸術大学のロバートフランクと出版社のシュタイドルによる世界50カ国を巡回する展覧会の初日に行ってきた。

展示は成功したとは言えないが大成功したのは南ドイツ新聞をまるまる使ったロバートフランクの一代記であった。

こーゆーマルチメディアのパネル表示というものは本来すごい損をするものなのである。だからあのアレンギンズバーグが詩を朗読しているフランク撮影による短い映画等は現代の時点で見ると貧相で見ていられないのが気の毒だ。

ニューヨークタイムスほどは厚くはないが60ページ超える新聞であっていくつかのセクションに分かれている。それはポリティックスとかフィナンシャルとかローカルとかライフとかトラベルとかレジャーのセクションであるのだが、それをフランクの一生のそれぞれの年代に振り分けているのが面白い。

つまり11月10日に92歳の誕生日を迎えたロバートフランクはアートとしてではなくクロニクルとして捉えられているのが新しい見方である。
私はスタイドルのロバートフランクの写真集をたくさん持っているが、その中でこの今回のロバートフランクの号外が1番成功しているという皮肉な見方をするに至った、
しかもこのロバートフランク新聞は 5ドルで販売しているのである。これでは大写真集の出版社のスタイドルも儲けが出ないであろう。

そのロバートフランククロニクルの後半のセクションで私の目をひいたのはこの新聞見開き分のフランクが撮影した空と雲の写真である。
これはアルフレッドシュテイグリッツが彼の生涯をかけたエキュバレントと並び称することができるかもしれない。

しかもその新聞の全部のページは当然のことながらモノクロであるのだがこの見開き、それと最後のフランクのインタビューだけがカラーである。それも非常に効果が出ている。

もっともこのドイツ語の新聞がフランクフルターアルゲマイネであったとしたらこの代表ペーパーは写真をほとんど掲載しないからフランクを扱うには不向きである。

日本にある新聞で果たしてこのような用途に使うことができるものがあるかというとやはり存在しないと言うのが残念なところだ。

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