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2016年11月 9日 (水)

ガラクタ屋さん二代目の写真がいい

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私は長年写真教育不可能論者である。

写真教育というのはいかに先生が熱心でも教わるほうの才能がないと最初からダメと言うことだ。写真教育の先生方の中には自分はもう可能性がなくてダメだけれども、君たちは若い世代だからがんばってもらいたいというのがある。これはかなり滑稽な次第だ。最初から写真家としての自分の勝負を投げてしまっているのだ。
だから教え子が写真家として出世したから嬉しいと言うのも実はナンセンスなのである。

アルフレッドシティーグリッツの例を引くまでもないが最も偉大な写真活動はアマチュア写真家であることだ。それで私の周辺にはそういう本物の写真的才能持った人が片手の指位は入るのである。これは大変な収穫だ。

そのうちの1人が我楽多屋の二代目である。
二代目は数年前から自分の住むタワーマンションからiPhoneにくっつけた双眼鏡で外界を観察していてその視点が面白いので私は興味を持っていた。

それが最近では都バスの中から撮ったショットとか、このショットに見られるようなヘリポートを横から写した不思議なショットで頭角を現している。

ヘリコプターと言うのは以前は私も取材で使ったことがあって着陸するポイントはこのローマ字のHを頼りに行くのである。
六本木ヒルズの脇にアメリカ軍のヘリポートがあってそこに離着陸するヘリを49fからずいぶん撮影したこともあった。
この小さな自転車が置かれたヘリポートの地上の風景と言うのは結構本質をついているところがあって好きなのである。

それにつけても思うのは写真家と言うのは自分の視神経を第三者に売り渡して自分とは関係のない価値観をいかにもそれが自分が信じているかのようにする一蹴の賎業であるから本当は写真家は職業としては成り立たないということに最近は気がついた。

職業人よりも趣味人の方がその物事の本質にかけていると言うのは、これは1種の神話であるのだが例えばウイーンの専門職、大学の先生とか医者がバイオリンを持たせるとウィーン・フィルハーモニーの第一バイオリンよりうまかったりする。
これがアートの本質に肉薄していると思う。写真に帰って言えば日本の場合は結構情けない次第で新型カメラのテストで満足してその先の表現まで行かないのだ。

二代目もカメラはスマホあたりでとっているに違いないが地滑り的にデジタルカメラからそういうデバイスに移動していくと言う現場は見過ごすことができない。


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