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2016年10月 8日 (土)

プラハ 敷石の博物学

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この展示が一体何を意味していたのかはわからないのである。ただプラハもウイーンもいわゆるマニエリスムの本場であるから、そういう人々の古い血液の中に流れている一種の分類癖というものが図らずも路上に展開し展示されたのだと、見るのが妥当な考え方であろう。

確か数年前にプラハの街を歩いてる時にこの展示に出会ったのだ。
それはプラハの中央駅からちょっと東に外れたところで小高い丘になっていて上にはボルシェビキの革命の記念碑などがある場所だ。地元の人間にはその場所の評価はあまり高くない。
言い換えれば自由とは反対側の方向に向かっている象徴的な、モニュメントが展示されているからだ。
その公園に行く途中にこの展示物があった。

石畳の急な坂を上っていくその縁石の上に、色も大きさも形も時代も違いそうなプラハの敷石が整然と分類され展示されているのである。
これが面白いのは単なる美術学生がーうすっぺらコンセプトで人を驚かせるパフォーマンスと言うのではなくて、その背景にプラハの敷石のことをよく知りつくした知識人が自分の研究成果を展示するためにここにそれぞれのサンプルを並べたと言うように受け取ることができる。

言い換えればプラハの人々の歩行を支えたり、車の運行を受け止めたり、路面電車の車輪の下敷きになったりしている通常のプラハの無名の石連が、ここではちゃんとそれぞれの個性として展示されていると言うところにある。

何か非常に博物学的な見地をそこに見るような気がした。
それは例えばウイーンの自然史博物館の2階の展示室で、既にないハプスブルグ家がコレクションした膨大な動物標本を見るような感じだった。

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