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2016年9月21日 (水)

プラハで意識と無意識の限界を歩行する

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東京京橋のアイランドギャラリーの私の個展も中盤に入った。明日木曜日は午後3時から二回めのトークショーを開催する。

このプリントを買ってくれたのは20代の青年だそうである。非常にびっくりした。
この中に展示されている50点の作品の中で最も無意識の領域に近い部分で撮影されたのがこのショットであるからだ。

言い換えればプラハをさまよっていてほんの一瞬何かに惹かれたときに反射的に私の右の手の人差し指が動いているわけだ。
だから観光名所ではなくこれはプラハのどこにでもある路面電車の石畳の交差点の午後の光のレールの反射なのである。
それが好きになってこのプリントを購入したことがすごいと思う。

私のプリントを所蔵してくれる若い人に私が逆に覚醒させられていると言う感じなのである。
この不思議な現象は今に始まったことではなくて、つい先日も四谷のインディーギャラリーニエプスで私のプリントを買ってくれた若い人はやはり同じように私を目覚めさせたのである。

それは40年以上前のどこかの自動車教習所の横断歩道のショットなのだ。絵面が非常に悪いのでまさかこういう作品は売れないと思っていたら、それが売れたのであった。
このプラハの石畳の交差点の路面電車の クロスのポイントにも似たような要素がある。

プラハは歴史的な美しい街で私自身のそちらのほうに視神経がいってしまうのだが、一方で日曜生活に流れている私の時間と言うのは、こういうプラハの午後の斜めの光を横切って行きつけのビアホールにいっぱい飲みに行ったり、あるいはワインショップにワインを買いに行くと言うのが私の真実の時間なのだ。

もっともこの路面電車の石畳のショットにも捨てがたいところがあって、例えばこれは90度に交差しているレールの部分がよく映っているが、こんな複雑な構成物を作っているプラハの交通局はすごい仕事してると思う。

さらに不思議なのはドイツなどでは大抵路面電車はアスファルトやコンクリートの道の上にレールが敷かれているのであるが、プラハとかリスボンはその上を馬車が走っていた当時と同じ石畳なのである。そこら辺の皮膚感覚というのがやはりプラハは面白いなと思った。

でもそういうことよりも何よりも、私が非常に力づけられるのはこのような私が撮影するプラハ時間の意識と無意識のその境界線で仕事をしている、そういう視線を評価してくれる若い人なのだ。
これは非常に感謝しなければならない。

このプリントが売れたのは9月19日だそうだ。
まずは最高のあたしへの敬老の日のプレゼントと言うことだ。

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