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2016年8月 9日 (火)

大昔のプラハのアトリエ

エプソンのレンジファインダのデジタルカメラで撮影した写真集が出てきた。
10年以上前の本であろう。

このカメラは画素数が600万位だから今でもちゃんと使うことができる。新製品カメラの宣伝の定番
というのはたくさんの画素数を誇るということのようだが、実際には画素数はそんなに必要ない。

ハードカバーの写真集をめくって当時撮影したヨーロッパの街が浮上してきて面白かった。でもそれよりも面白かったのはご覧に入れるこの表紙である。

これはなんとアトリエが改装される前の状況なのだ。だから撮影は2,000年すぎではなかったかと思うがこの室内はこの屋根裏部屋ができた1,930年代の半ばをそのまま保っているのである。

アトリエは天窓で構成されているが、その天窓は二重になっていて重い鉄の窓枠であるからほとんど開けることができなかった。だから、窓に隙間をつけるためにはまずビール一杯飲んでその空き瓶をドアの隙間に挟み込むのである。

暑い東京で思い出したのはこのアトリエでは今の東京などよりずっと暑かったということだ。そういうときに人間は利口になるものであるから、シャワーを浴びって体を全くふかないで
裸で部屋の椅子に座っていたりした。これは蒸発熱でかなり涼しい。

アトリエが大改造されて軽いサッシに交換されてそれが目一杯開けられるようになって初めて私は椅子に乗ってアトリエの外の世界を見ることができた。

これは新しい発見で世界が開けた気がした。アトリエの窓は世界に向けて開いていると書いたら新潮の矢野編集長がほめてくれたので嬉しかった。何しろあたしは何の修行もなく新潮で二年間の連載をいわゆる檜舞台を踏んだのである。
しかし改装される前のアトリエは非常に暑かった。気分を転換するためにアトリエから歩いて近くのカフェに行って深呼吸していたりしたのである。
新しい窓ができて部屋から世界を観察できようになるとると私はそこに行くことがなくなった。長い原稿書くときなどは3日も4日もアトリエに篭るようになった。アトリエは建物の最上階つまり6階にあるのでそこを上下するだけでもなかなかの運動になった。
戦前のプラハの建築であるから天井と床は異常に高いのである。Image_2


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  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
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