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2016年8月 8日 (月)

横断歩道

Image_2
横断歩道の不思議な写真をギャラリーニエプスで買ってくれた人の話の続きである。

先月開いた写真展で30数点の写真を展示したのだがその中でこれは難しいから絶対に買い手がつかないであろうと思う写真があった。その事は以前にも書いたがその作品を買ってくれた人が中藤館長にメールをくれたのである。
関係者から許可を得たわけではないがこれは非常に私にとっては重要なポイントなのでここに再録させてもらう。
というのも私が 19歳の時に撮影した意識の1番深いところに存在した作品が50年という時間を経ていきなり浮上したのである。
潜水艦だって半世紀も潜っているわけにはいかない。その意味でこのプリントに目をつけた若い人は私にとって非常に貴重な存在なのである。
確かにその影響で最近の私の撮影は何か50ミリの標準レンズで縦位置というふうになっている。1969年に銀座の松島眼鏡店の上で開催したニコンサロンでの写真展、これは日大の写真学科の学生では1番最初に開催された写真展なのであるが、その中で縦位置50ミリの面白さということに初めて気がついた。その意味は当時の現役バリバリの写真家例えば木村伊兵衛さんとか土門拳さんだって50ミリの標準レンズでたくさん優れた仕事をしているが、私の50ミリの使い方と言うのはそれとはかなり異なる当てずっぽうな投げやりな視点なのである。

それが現実を無意識のうちに切り取ると言う不思議な鍵になるのではないかと思って、しかしその秘密をそのまま忘れてしまったのだ。それが半世紀ぶりに浮上したというわけなのである。だから冗談でもなく誤解を恐れずに言うならばこれは半世紀前に撮影した当時の江戸の風景が映っているといってもよい。よく冗談で親の顔が見たいなって言うけれども、私の場合はこの偽横断歩道を買ってくれた若者の顔が見たいと言うことになる。その若い人はこのように書いている。
ーーー以下引用

中藤様

こんばんは
長徳さんのオリジナルプリント昨日無事に届きました!ありがとうございます。
やはり本物のすごみがあって感動です。
この間、長徳さんのブログで偽横断歩道の件を少し触れていらしたのはビックリですが
横断歩道がなにやら大きな大陸に続く階段ならぬ梯子の様に見えるような気がして
そこに青年時代の長徳さんの野望の様な目標の様な感じが表現されているのではないかと
勝手に妄想しております!本当にありがとうございました。
山田雄介

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