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2016年8月26日 (金)

花は一輪

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マンションの中庭の池はこの数年来手入れがされすぎて何も水生植物はなかった。マネージメントが交代したのであろうか。
最近はぼつぼつ水生植物が見られるようになった。

10年以上前にあった名前を知らない睡蓮の一種がなかなか良い感じであった。見事な睡蓮とか立派な蓮の花は嫌いであってみすぼらしいのが良い。

花はすがれたのがいい。

種田山頭火の日記を愛読しているが、そこら辺の野の花を1輪だけ取ってきて適当な器にさして自然と花との存在を楽しんでいる。
山頭火のそこら辺は好きなのだが、嫌いなのは彼があまりにも人間好きであるという点だ。人間好きと言うのは入が人生の第一であると考える人々である。私は稲垣タルホ直伝の非人間ラインを擁護しているのでまず人間よりも人のいない風景が好きだ。

しかもあたしは猫と同じで子供嫌いなので、自分の写真の中で子供が、これは学校の登下校のガキであるがそいつらへのカメラの角度距離というのは微妙な距離感がある。
人間よりももの、物より風景で、そして風景よりもその空間のアピアランスが好きなのだ。

花に駆け寄る人、と言うのは私の極めて否定的な短いフレーズであって、例えばワークショップで10人ほどで撮影に行くとその中に必ずいきなり路傍の花に駆け寄ってそれをクローズアップで撮る人がいるのである。表現の自由であるとは言いながらなかなか理解しがたい。
そういう人は花はクローズアップで撮るだけで周りの環境をうつさない。そして花の美しさを1人でも多くの人に理解してもらえれば、、、などと言っている。
これでは三流芸能人の記者会見だな。

花はその周辺の環境をうまく活かしてこそその花の存在感があると言うのがあたしの考えだ。だからロバートフランクとかリーフリードランダーとか東松照明の花が好きだが、アマチュアさんの撮る花のクローズアップが嫌いである。

中庭の蓮の端がいい具合にスタンドアローンでその周辺の空気がうまく映り込んでいると思う。花は多数ではなくて1つに限る。パリでモネの睡蓮の部屋の真ん中に座って、私はそこに三十秒も座っていることができなかった。
つまり「偉大な芸術」には最初から関係のない輩なのである。

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  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
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