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2016年7月15日 (金)

ケイイチさん

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今回の私のギャラリーニエプスの個展で1番嬉しかったのは田原桂一さんが来てくれたことだ。
あたしはいなかったが、こんなの撮っていたんだ、と興味津々であったそうだ。
光栄なことである。

その時に田原さんも言っていたが私に会ったのは1980年だというのである。
つまり36年間会っていないわけだが写真家の付き合いと言うのはそれで良いと思う。

田原さんもいちどwinに私のアパートに遊びに来たことがあって、その時何をしたか記憶してないがおそらく中古カメラ屋巡りとワイン酒場巡りだったのだろう。

36年前のパリで私があったのは他にジャックラルテイグさんと、ピクトのピエールガスマンさんであるからケイイチさんは懐かしい前世紀のパリの私にとっての唯一の生存者と言うことになる。
写真家の仕事は常に遺作の気分を漂わせているのが本物だ。

田原さんと私とはカメラの話ばかりしていたと中藤館長に言ったそうだ。私がフリードランダーとかロバートフランクとか、ウイリアムクラインとかエルンストハースとか石元泰博にあった時だって、写真家同士の会話はカメラの話に限る。
写真芸術の話を戦わせること自体意味がないし失礼である。
だからバーの二階などで写真芸術について熱く語るのはもともと三流の写真家なのである。

中藤館長によくケイイチさんが来たのが分かりましたねと言ったらパリの中藤館長の個展にケイイチさんが来てくれたらしい。
人間は何十年もたつと当然風貌が変わるがケイイチさんも昔より今の方がいい感じになった。

70年代のパリでケイイチさんとはよく飲みに行ったが彼のアパートに遊びに行ったこともある。
カルチェラタンにあるベトナム料理屋でそこの彼推薦の細いラーメンがなかなか良かった。青くて辛いチリを乗っけて一緒に食べるのだ。
これは国際的な写真家が好む国際的なラーメンである。

その数年のみ日本のメジャーなメディアの取材でパリに行った時その店にスタッフを伴って行ったらみんなそのベトナムラーメンをバカにしていたのでがっかりした。
(不)通の日本のお客さんは日本のラーメンでないとだめなのであった。

パリに行くとケイイチさんのことを思い出してその最初に教えてくれたベトナム料理屋に行こうとするのだがついに発見できなかった。
昨年の5月もその前の5月もそのラーメン屋を探して発見できなかった。

しかし本物のケイイチさんが来てくれたんだから良しとしよう。

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  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
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