フォト

オンラインギャラリー

バナー

無料ブログはココログ

ロック ユー

« 中 悠紀 写真展 「AUTUMN LEAVES2」 展示期間:7月12日(火)〜24日(日) ギャラリ_ニエプス | トップページ | 母の形見の万年筆で書いたあたしの写真展の感想 »

2016年7月19日 (火)

Today Tokyo 1966 偽物の横断歩道 私の撮影の限界点

Image

四谷のギャラリーニエプスでの展覧会の最終日にこの作品を買ってくれた方がいた。
これはどこかの自動車教習所のコース内の横断歩道なのである。

要するに交通法の理論上の横断歩道であって実際に歩行するわけではない。だから横断歩道の先はそのまま植え込みになっていると言う異様な空間だ。

まず偽物の横断歩道ですね。

この間、札幌の今井コレクションを見に行った時にホテルはパークホテルであった。
中島公園のメトロの出口から出て私は迷ってしまった。というのは横断歩道のゼブラストライプがそこには存在しないのだ。
おそらくスパイクタイヤなどできれいに剥がされてしまうのであろう。地元の人はそこが横断歩道であると分かっているから平気で横断しているが、私は最初それがわからなかった。

マンハッタンの横断歩道のストライプもはげてすごいが、札幌の中島公園の横断歩道のストライプはそれ以上で全く見えない。

東京を徘徊しているとあちこちに子供の教育のための交通安全教室みたいな公園がある。
それらは信号とか横断歩道がミニチュアサイズで見ていて実に楽しい。しかしこの横断歩道、1966年に撮影したそれはそういうものとは全く異なる不思議な圏外の存在である。

写真家をやっていて半世紀になるが、今回この作品を展示するかどうかについてはかなり迷った。こういう作品を理解してくれる人がいないのではないかと言うのが、こちらの通常の考え方であったし、別の見方をすると、これは私の撮影できる「視圏の限界」とも言えるものなのである。

だからそれを展示してくれたギャラリーニエプスに、さらにそれをコレクションに加えてくれた人と言うのはもっとすごいと思う。

いちど会って話がしてみたいものだ。
いわゆるスナップショットのキビキビした魅力と言うものとは全くかけ離れた、まずこれは表現の極北とでも言うものなのであろう。

« 中 悠紀 写真展 「AUTUMN LEAVES2」 展示期間:7月12日(火)〜24日(日) ギャラリ_ニエプス | トップページ | 母の形見の万年筆で書いたあたしの写真展の感想 »

ごあいさつ

  • 2016/6/30 フォトメンタリーさんとの契約が終了しました。ありがとうございました。
  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31