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2016年7月22日 (金)

プラハ マニエリスムな肉屋

Image_2

プラハの中心部から北西に行った丘の上の街コビリシ、ここからはプラハ市街が見渡せる。

そこにある肉屋の看板が好きでプラハに行くと足を運ぶ。路面電車が大きく曲がる角のところに店があるのだが道の反対側からでは距離が遠すぎて写真が上手く撮れない。だから路面電車に乗って坂上の角を曲がる時に壱発勝負で撮影するわけだ。

肉屋の看板としては不思議でもなんでもないのだが、食肉のそれぞれの場所をイラストで示したものが2つ掲げられている。その前に枝肉に似たおばあさんが立って品物を見ている。

チェコ独特の1種のブラックユーモアでそこにカニバリズムを感じるというのがこのショットの面白さというわけだ。

古い話になるがビロード革命以前のプラハの町並みの中にあった肉屋とか魚屋はそれぞれ前世紀の特徴のある独特なデザインで人目を引いていた

それが自由と自由経済を引き換えにしてそういうクラシックな店はきれいさっぱりなくなってしまった。

だから我々のプラハを観察するときのマニエリズムをベースとした視点はそれなりに方向を変えなければならない。その中でこの肉屋の解剖された食肉部位のスタイルはなかなかいい線を行っている。

最近人気になったプラハからはるか南にある古い町テルチの広場を歩いていると、その広場はルネッサンスに作られバロック期にスタイルがちょっと変わったのであるが、コリドールを歩いているとその軒先にそれぞれのオリジナルのお店の職業を象徴化した石で彫刻した飾りが下がっている。
肉屋さんの場合は肉を切る頑丈な鉈が表現されている。

でもそれは何世紀も前のこの場所の職業だったわけで、その職業を表すシンボルはそのまま残ってもそのスペースは今はスマートフォン屋さんになったりしているわけだ。

プラハの坂の上の肉屋と言うのはその意味で看板と内容が一致しているということも可能である。

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