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ロック ユー

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2016年6月12日 (日)

フットボールという黒いバッグ

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アメリカ大統領が来日して広島に到着するのを家人の部屋のテレビで見ていた。私がテレビを見るというものは非常に珍しいことである。大型ヘリコプターが二機あってのためにそのどちらに大統領閣下が搭乗しているのかは秘密と言うことになっている。それはそれで良いが私が見たかったのは大統領の側近がいつも携帯している黒いブリーフケース、つまり核戦争の発射ボタン用の装置であった。

ライブで見ていたら確かにその黒いブリーフケースが確認できた。オフィサーが持ち運んでいるのである。彼は左手に黒いブリーフケースを下げて画面の右から左にゆっくりと歩いて行った。それがその動作が緩やかなのでこれはかなり重いケースなのではないかと私は推測した。この数秒間のライブは非常に重要な視神経の体験だった。

後でウイキで調べたらこの黒いブリーフケースはフットボールと言う名前なのだそうである。本体はゼロハリバートンであってそれに黒い革のケースがかぶさっている。驚いたのはその重さが20キロ。ということだ。20キロ+の機材はゼロハリバートンに入れたまま普通に私も携帯しているが、思い当たったのはそのオフィサーのゆっくりした歩行速度である。20キロの重さの荷物を片手にぶら下げているのだからそのくらいの速度でなければ歩けないわけだ。

中に入っているのは小型のコンピューターと核ミサイルを発射するときの大統領だけが知っている専用のコードやマニュアルであると言う。その他にも攻撃センターに連絡するためのデバイスがいくつか入っているようだ。ウイキでその鞄の内部を見るにパソコンはかなり旧型のようである。大統領専用機エアフォースワンもあれはボーイングのかなり初期のモデルであるし、このフットボールと言う黒いブリーフケースの中の通信機器も何か頑丈一点張りの割にはかなり型遅れという感じがする。

現代のテクノロジーを持ってすれば核の発射ボタンなどはポケットに入るiPhone並みの大きさになるのではなかろうか。

拙著「裏プラハ」では冷戦時代にブレジネフ第一書記がプラハの迎賓館に宿泊したときにその広い部屋にソ連の昔の発射ボタンのブリーフケースを置くと言う件がある。実際にはそんな事はなくて専門の将校が持っているのであろうが何か不思議な気分になる。

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  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
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