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2015年6月 7日 (日)

決闘写真論

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東京造形大学の40数年前にナンバーという同人誌があった。
それが40年ぶりに発掘されたとかで関係者が御茶ノ水と神保町でグループ展をやった。 東京造形大学で高梨豊さんが個人的にwsかいq写真家と一緒に集まりをやっていた。私は高梨ファンなのでそれに参加したくて電話したのだが高梨さんに断られたのである。

それは私のような鉄砲玉がそういうところに飛び込んでは高梨さんに迷惑がかかるのは当然だ。でも20歳代の私にはその分別がなかった。ナンバーを記念した写真展は二箇所であったのだが会期の終わり近くにその2つ目のギャラリーのトークショーに行った。田村彰英と島尾伸三のトークだった。

会場がわからないから検索したらワシントンのホワイトハウスがトップヒットしたので驚いた。大雨の中にたくさんの人が詰めかけた。若い人も多いのでびっくりした。我々が20歳代の頃は大御所、つまり木村伊兵衛とか土門拳は敵であるからこてんぱに批判していた。

今は時代が変わってつまらなくなったので若い人が田村のような老人の話をちゃんと聞くようになったのである。これは儒教の影響であろうか。 島尾に言わせると田村は口では政治的なこと言ってるが、写真はそこから独立しているのが良いと言う。田村は天才だからそういうこと言われても全然本人にはその自覚がない。

田村は周りから取り立てられて出世して、そして困るとケンカするから、その意味では典型的な日本の人なのである。

写真が政治的である、というよりも写真が政治的なスタイルを持っているということがモダンに思われたのが1,970年代の特徴だ。70年代にそのような政治的なスタイルを伴った対談というのは篠山x中平の決闘写真論であった。

今の若い連中のギャラリーは全く政治的ではない。だからそれがいいことなのかと思う。パリ五月革命を懐かしんでパリに行ったのだけれど、サルトルが政治的な風情を見せていたようなサンジェルマンデプレの街並みは全くなくなってしまった。

まぁ五月革命も半世紀前の話。

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