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2011年5月 7日 (土)

Hズイコー35mm f2

H

写真評論家の福島辰夫さんのお宅で、エルスケンのスイートライフ(日本版ではない、オリジナルの)を見せてもらったのがたしか1967年だから大学2年の時であったろう。
そのスナップ写真の神髄を見て、まず少年のあたしは同じカメラを手にしようと思い、ライカM2を買ったわけだが、エルスケンの使っていた、ズミクロン35mmは買えなかった。当時の定価が77,000円もしたのだ。それがきりの良い数字なので今でも記憶している。

それで代替レンズという意味で、オリンパスWSを買った。これだって定価が当時三万円以上したので無論、中古である。レンズはHスイコー35mm f2が付いていた。このレンズは優秀で今に至るも愛用している。

2009年の初夏にペンデジタル1の試写をデジタルカメラマガジンから依頼されたとき、最初に頭に浮かんだのがオリンパスWSであった。そのデジタル版がパンケーキレンズ付きのペンデジタル1であるという認識である。

ワイドSの方は1957年のアサヒカメラのニューフェース診断室で木村伊兵衛さんが試写している。どっかの盆踊りの様子を撮影した、モノクロの小さな作例写真であるが、当時のわれわれが感心したのは「夜なのにちゃんと写っている」点にあった。夜は暗いので写らないというのが常識なそういう時代であったのだ。

Hズイコーは8枚玉のレンズであることは知っていた。その断面図を見てかなりエキセントリックな構成なのに感激した記憶もある。今なら明るさがf2の広角などもっとコンピュータの設計で簡単にできるのであろうが、当時の最高のレベルの光学設計がそこになされている感があった。

ワイドSは60年代の東京の街歩き、そしてそれに継続する70年代のウイーンでの街歩きによく使った。このカメラのフィルムのアパチュアは他のカメラよりちょっとだけ、小さいのでネガを見るとすぐにそれと判明するのだ。

逆光に弱いのがほとんど唯一の欠点というところで他は安心していまでも使っている。
オリンパスのズイコーは今年で75周年だという。

ということはこのレンズが登場したのはその75周年の歴史のかなり前の方になる勘定である。

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  • リニューアルのごあいさつ 本日より「冠スポンサー」にPHOTOMENTARYさんをお迎えして「PHOTOMENTARYチョートクカメラ日記」がスタートします。 オリンパスさんには長年のサポートまことに有り難うございました。 今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。 2014年10月16日@@@田中長徳 ^^^^^^^^^^^^ チョートクカメラ日記は最初は2001年5月、月刊「カメラジャーナル」上の月一度の「紙の上の日記」としてスタートしました。 2003年7月から「MJチョートクカメラ日記」として本格的に始動し、総計650万ページビューを超えるオンラインカメラ日記に育ちました。 これも皆様のご支援のおかげです。 本日「冠スポンサー」が、初代メデイアジョイさん、二代目駒村商会さんに続き、オリンパスさんにバトンタッチして、新規のスタートをきりました。 デジタルカメラの未来と、銀塩カメラの未来を縦横に語って行く 「PEN PENチョートクカメラ日記」を 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 2009年12月17日 @@@田中長徳  
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