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2010年10月12日 (火)

3 eggs

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プラハに居れば、それなりにプラハの朝がくる。

ここに20年以上「生活」しているわけで、一人暮らしだからそれなりの生活のスタイルが出来てくる。

こっちに来て二日目の朝が一番、暮らしを感じる時間だ。プラハはもう冬だから外の記憶は0度で快晴。でも7時を回らないと明るくならない。アトリエの天窓を開ける。冷気が入ってきて覚醒する。市電の音がする。

「屋根裏プラハ」(新潮連載エッセイ)と、同じだなあと、変なことに感心する。自分の書いた随筆をもう一度現場で再体験するのも不思議なデジャブ感だ。

お湯をわかしてコーヒーをいれて、フライパンでたまごを焼く。発売したばかりの「カメラは詩的な遊びなのだ」(アスキー新書)の中で、プラハで目玉焼きをつくる話が出てくる。もう四半世紀も同じことを繰り返している。プラハの革命前もソ連のクーデターの時もあたしはアトリエで毎朝、目玉を焼いていた。

「カメラは詩的な遊びなのだ」の中で「主治医に注意されてたまごを三つを二つにした」とある。別段、桜井先生に注意されたわけではないけど、そういうと自分を律することが出来るのでそう言ったのである。

編集の段階で困ったのは、「目玉焼き」と「金魚すくい」の二点の写真をリクエストされたことだった。

数年前の写真集[CHOTOKU X R-D1」の巻頭にはその目玉焼きの写真が出てくる。アトリエの窓がまだ開かなかった改装前の写真は表紙になってる写真集だ。

その画像を今回、編集部からリクエストされたのだけど、大昔のことだからすでにHDがクラッシュしてしまってそんな写真はない。もう一点は「金魚すくい」の画像である。金魚すくいとはモノのたとえであるが、編集部は実際にその写真を要求してきたので「クールだなあ、、、」と思った。

それで9月になって猛暑の中を金魚すくいがありそうな縁日を探したが、その捜索方法が悪かったと見えて、これも不発であった。それでその写真はやめにして、新書は全編をヘルシンキの画像にした。これはヘルシンキで偶然にお友達になった、デザイナーの遠藤さんがヘルシンキの撮影に向いている場所を教えてくださったのである。それで今でも「からす頭」みたいな場所の日本的な地名を記憶している。

それで「カメラは詩的な遊びなのだ」をお読みのかたは、その新書の40ページの「たまご二個のしあわせ」を読まれるときにはこの画像を一緒に味わっていただきたい。

ここではたまごは三個である。欧州の田舎のホテルとかアメリカのホテルなどだと、朝食のメニューに「3 EGGS」というのがある。それだけの健啖家が居るわけだ。あたしもその端っこに加えてもらいたいけど、数年来、プラハでの朝のたまふごは2個である。このブログが桜井先生の眼にとまるのは確実なので、ここに証言しておく。

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