勝間とkern
常用の双眼鏡は20年来使っている、瑞西のkernと3年来使っている、板橋の勝間である。ただし7月の引っ越しの荷ほどきがまだ出来ていないので(その間にプラハ、カイロ、関西、長崎に銚子などなど)で、段ボールはそのままで他の双眼鏡が出てこない。
この8月のプラハと9月の回路、10月の関西と11月の長崎にはいずれもkernのを持参。すでに革が剥がれかけているが、1977年製のこのモデルは見えは最高だ。勝間もいいが、モダンな光学系のせいか、癖がなさすぎで双眼鏡を覗いているという気分が希薄なのが残念だ。
6x30とか、8x30のサイズはもともと軍隊でも陸軍用だから小型軽量である。一方で海軍方面は艦橋に置いとくから携帯性はあまり重要ではない。だから大型の7x50でいいわけだ。イタリアはガリレオ社製のを持っているが、これは8X35とかいう小口径なのにやたらに倍率の高いモデルで、その全長などはワインの瓶よりはるかに長い。こういうのも軍用であったのだが、実用製はあまりない。でも双眼鏡フェチに自分にはやはり外せない。
さっき、ヒルズの49Fのロッカーから勝間の10X40を持ち出して、空樹の成長状態を観察。ここから見ると、前のタワーが邪魔になっているのだが、それを超えてかなり頭が見えてきた。成長が楽しみ。
2時すぎに、向かいの森ビルのヘリポートから何時もの白いヘリが離陸。それを勝間で追跡した。東京タワーの向こうをすり抜けて、そのまま東に飛んで行くのを双眼鏡で見ていると、ある距離まで行って「ふっと視野から消える」のである。
以前、佃の37Fに居た時には、バルコニーに25X100の大型の双眼鏡を据えて、羽田から西に飛ぶ飛行機を追尾した。これも伊豆半島あたりでふっと視野から消えるのであるが、その消え方が実にデジタル的で好きだった。
双眼鏡の分解能はかなりのもので、視程が良ければ勝間の10X40でヒルズの誌仕事場から成田の着陸の機体が見える。
| 固定リンク



コメント
蛭巣城天守閣から東京湾上空を掠めて回り込み三里塚へ舞い降りる翼を追い、墨東の通天樹の日々の成長を愛でる勝間将軍にも「癖」をお求めとは、殿いささか道楽がすぎまするぞ。
投稿: 九龍城守 | 2009年11月 6日 (金) 11時03分