遍路の荷探し
築地場内市場で買った、市場かごはすでに10か月ほど使っているので、良い色合いになった。ヒルズの受付などで、褒めてくれるのはお世辞にしても嬉しい次第である。
アメックスの誕生日プレゼントは「奇妙な物品」を送ってくるので、世に有名であるが、このタグなどはその最右翼である。
でも竹製の市場かごにタグを付けると、なかなか戦闘的になる。例の東京散策で、福田和也さんとご一緒した時も「おせじはんぶん」で褒めていただいた。
この籠が便利なのは、飛行機のパイロットバッグと同じで、驚くほどの物品が入ることにある。しかも開口部が広いので、取り出しがしやすい。狭い機内にきっちり収まる。
問題は、小さな物をいったんこの中に入れると、発見が困難である点だ。荷物を引っ掻き回して、なかなか目的物に到達できないのを「遍路の荷探し」というらしい。これは百鬼園が、二畳の小屋に居住して居たときの日記(東京焼尽)で見つけた言葉だ。
常時携帯している、ミノックスなどはこの中に投入したら、もう発見できない。だからそれはGパンの前のポケットに入っている。
一方で、R10はこの籠に入れて移動する時もあるが、撮影の必要で探しても発見できないことがある。
それで、このGR用の皮ケースを流用することにした。これを籠の口に付けておくと、中に落ちることはない。GRD用のケースは「その豪華な作りが唯一の欠点」と言えるケースである。今まではBOSSのサングラスのケースにしていたのが(サングラスのケースを紛失したので)今度は、本来の使い道に戻ったというわけだ。
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