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2008年5月 4日 (日)

黄金週間はヒルズで仕事中

R0011604_2 ゴールデンウイークはもともと関係なし。雑文書きを長年やっていると、世の中の皆さんが遊んでいる時こそ、書き入れ時である。特に、年末年始、黄金週間、お盆の時期には仕事がやりやすい。

自分のような雑文でも、それはやはり一人になっていないと周囲の雑音が入ってくるとやりにくい。それだからと言って、騒がしい場所で原稿がかけないというわけではない。

空港のロビーなどはその意味で格好の場所である。いつだったか。たまたまJALのFクラスだったので、CDGの上のロビーで原稿書きをしていたら、いきなり目の前に兵士が立った。

これは仕事の邪魔をするけしからんやつだと睨んだら、なんでも空港に爆発物をしかけたという脅迫電話があったので、すぐに避難しろという。それでその若い兵士は、そこらに広げた仕事の資料やらカメラやらをまとめるのを手伝ってくれた。

結局は何もなく、そのまま1時間ほど時間をつぶして、搭乗ゲートに向かったのである。

ヒルズではほかの人は居るには居るけれど、その人は自分の仕事には関係ないから、通行人と同じである。それで気にならない。

一昨年の今ころであったか、思いついて、手帳を持って東京の北辺に行き、そこで本のプロットを書いたりしたものだった。本当はそういう場合には、常用のmoleskinではサイズが小さいのであまり適しない。

大学ノート、つばめノートあたりがよい。それのグリッドのあるのが使いやすい。東京拘置所で接見禁止になった佐藤さんの「獄中記」の中で、購買でコクヨの100枚つづりのノートを買うのに興奮するくだりがあって、それを読んでまた、感動した。

そういう下書きは、本来ならば、ノートパソコンに書いたのをあとでこぴぺすれば便利と考え勝ちであるがそうなると、もともと回転しない頭がますます回転しなくなる。

下書きはそのまま「フリーハンド」で書くのがよい。万年筆は人からもらった、lamyの13fというのを2本持っている。インキのカートリッジは、なくなると銀座の伊東やに買いに行く。なんでもそれ専用のやつで互換性がないそうだ。ここらが万年筆業界は世界が狭い。うちのじいさんのやっていたスプリング万年筆は60年前のブランドだけど、インク壺だから問題なし。しかも軸にスプリングが入っていて、インク壺の中に押し込んで、ぎこぎこやるとインキが入った。

一時はモンブランとか何かをほしいと思ったが、自分のようなユニクロ実存主義ファッションには似合わないことおびただしいので、ああい黒いクラシックな万年筆は買わない。

この訂正されたメモ(それは悪筆なのでほとんど判読できないことが多いが)を元にして、それをPCに打ち込んでしまえば、後はそれをイーストを入れて膨張させるだけである。

だから本を1冊書くにしても最初のワンフレーズが大事なのであって、それを膨らませたものが本になるわけだ。

ヒルズで一番困るのは朝8時から夕刻5時まで居ても、その時間経過はたかだか4時間ほどにしか感じられないことだ。

朝の光りが逆光でまぶしいと思っていると、あっというまに、夕日になって、森タワーの長い影の中に東京タワーが入りそうになっている。時間は伸び縮みする。

人間の一日にできる仕事の量はなんと限られたものであろうか、という感慨がある。

最近の自分の還暦の進化といえば、上の画像でごらんのように、デルのふつうのPCが使えるようになったことだ。もう愛用のマックが5年落ちであるから、考えながら仕事をしている遅さである。

しかしインテルインサイドのマックとか、マックブックとか言うマックは、なにかヨックモックみたいでその名前が気に食わない。

ちなみに、この書いてるPCはヒルズライブラリの貸し出しである。二台体制のPowerBookの方はもっぱら、DVD焼きに使用。

仕事進行。R0011606

午後2時半になってだんだんと天候回復。奥の方に日が当たって見知らぬ極東の都市の風景が立ち上がる。

午後3時20分。

R0011609 asahiじゃがポタ「ポタージュ」というインスタントスープを飲む。

カップを開けて、粉と野菜のフリーズを開封して、マシンの湯を注いぐ。

毎日の連続行動。まるでアトス山の勤行みたいだ。

午後4時すぎ、ようやく天候回復する。R0011610

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