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2008年3月20日 (木)

KCチョートクカメラコラム

★銀塩クラシックカメラ

★Willam KleinとYohichi OkamotioのニコンSP

ウイーンの戦後を記録した、日系アメリカ人の写真家okamotoの写真集が発見された。
書棚の奥に入っていたのである。たしか四半世紀前にウイーンで買った本だ。アメリカの軍人として、占領下のウイーンで数多くの撮影をしたokamotoはその写真は往年のグラフジャーナリズムの限界を出てはいないが、ハードカバーの写真集は確か四半世紀前のウイーンでの展覧会の時のそのカタログである。

カバーの見返しは、眼鏡を額までずりあげて、クロームのニコンSPにニッコール50ミリf1,4の付いたレンズを腕のあたりで構えてまっすぐな視線の岡本のポートレートである。

そのニコンSPの扱いはいかにも1960年代のアメリカの手馴れたジャーナリストという感じではなはだ粋なのである。

これも何時であったか、ウイーン文化協会かなにかの年次総会に出席していた時、その会場を記録していた日本人の背の高い写真家が、何と2台のクローム仕上げのニコンSPに1台は35ミリ、もう一台は50ミリで仕事をしているのを見かけて、ああ、これも粋なもんだなあ、と感心した。
知的な存在を感じさせるニコンSPはやはりブラックよりもクローム仕上げに限るようである。ブラックのニコンSpはその「黒子意識」が逆に迷惑である。

かのウイリアムクラインが写真集「TOKYO」の撮影で来日した時には、当時の日本光学工業がスポンサーになって、ニコンSPとニコンFにレンズは21ミリから500ミリを提供したようだ。
そのニコンをクライン30年以上使ったわけで、その広告効果はかなりのものであろう。

時代がくだって、80年代半ばに来日したクラインから「あのニコンはもう古くなったので、ニコンに新たにスポンサーになってもらいたいのだが、、」と聞かされたが、これはうまく行かなかったようで、その3年後にプラハで会ったクラインはライカR6でプラハのスナップを撮影していた。つまりニコンからライカに「乗り替えた」のである。

ニコンSPというのは、60年代初頭、つまりまだグラフジャーナリズムのパワーがまだ充分にあった時代の象徴であることに、今、気が付くわけである。
最近のニコンSPはどうも「知識人の趣味よきお道具だて」という感じにしか認識されないのはちょっと残念だ。

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★デジタルカメラ

★α200で、海上から氷川丸を「激写」し「CCD」のゴミに苦労する

目下、仕事中の1000ページの写真集「日本郵船氷川丸」であるが、先日、ボートをチャーターして普段は見ることの出来ない、海側からの撮影をした。その話は日記にも書いた通りであるが、これは使用する画像は写真集であって、そのページ数は1000ページあるが、そのサイズはA5であるからそんなに膨大なデータはもともと必要ない。

しかし、4月16日の氷川丸のお披露目のパーテイのニューグランドの正面舞台に巨大な幕を制作するので、そのための撮影を依頼されたので、入門用デジタル一眼レフと世の中では呼ばれているが、我が写真事務所では「最大クラスのプロカメラ」と認識されている、α200の出番となったわけである。

それでRAWとJPEGの両方で同時に撮影して、約750メガの画像はそのまま現場で渡してしまった。あとあと、RAWで撮影していなかったので、結果が良くなかったとは言われたくないのは、これはプロ写真家の「本音」というところだ。

発売と同時にビックカメラで57500円でズームレンズ付きで購入したα200であるが、目下、何の不満もない。これで3年は仕事用カメラの良いのが手に入ったと満足である。

唯一の問題点はやはりCCDに埃の付きやすいその「性格」にある。入手した翌日にすでに画面の左下にかなりのごみを認めた。しかし時間切れなのでそのままライラのコンテナ船に乗り、その後、サービスに持参しようと思ったら、やはり時間切れで埃の除去が出来なかった。

それで、普通に下が海、上が空の構図なら目立たないけど、縦位置でペンタプリズムを左に持ってくるとてきめんに空にゴミの飛んでいるのが分かる。

実際に巨大プリントにするときには、それが除去してもらえるのだけど、「納品」する時にはやはり気分が悪い。
各社のデジカメ性能競走も大歓迎だけど、レンズ交換式のデジカメの埃対策の決定打はないものであろうか。

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コメント

D300のゴミ取装置もオリンパスには及びませんね。
そろそろSSに持って行って掃除して貰うつもりです。

投稿: photo_artisan | 2008年3月21日 (金) 01時25分

ホント、ゴミ取りの問題は深刻です。なんとかしてもらいたいですね、、、

投稿: shun | 2008年3月21日 (金) 08時47分

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