ポラロイド
日本ポラロイドは2月21日、インスタントフィルムの生産を2008年夏までに終了すると発表した。カメラのデジタル化が進み、フィルム需要が減少したため終了を決めた。
以上が、ニュースのタイトルである。
ポラロイドが生産中止になると、また人気になって、在庫分を競走で購入する動きが活発になりそうだ。
1980−82年に日本ポラロイド社とタイアップして、一連の活動をしたことが思い出される。8x10カメラでポラカラーを撮影した。なかなか温度管理と色のコントロールが難しくて、かなり青い方向にシフトした。
当時はそれがポラロイドの欠点であると思っていたのだが、それから25年経過して、その8x10プリントを今見ると、これはこれで良かったと言う理解に至った。
ポラロイドの画像は案外に安定していて(もともとポラ色というような不思議な色彩だった)今でも鑑賞に耐える。
8x10は他に医療用のモノクロの8x10フィルムも使用した。これはトーンカーブが長くて、間延びした画質というか、誉め言葉で言えばプラチナプリントみたいなトーンになる。
仕事では、4x5のポラは良く使った。これを業界用語では「ポラを引く」というのである。
ピールアパート式だから、ロケに行くとそこら中が「ポラ殻」でいっぱいになる。自分はちゃんと始末して持ち帰った方であるが、トヨタのロケなどで、富士山の周辺の「ロケ地」に行くと、前のロケ隊の仕事の残骸がそこらに散乱していて困ったことがあった。
まだ、そういうマナーなど無かった「広告戦国時代」の話だ。
★日録
例の如く、ヒルズ。
今日は、8時半には49Fにあり。じじいは朝が早いからという意味でもない。
来週は水曜から、日本郵船のコンテナ船「ライラ」に便乗取材するのである。便乗というのは、戦前に詩人丸山薫が、練習船(帆船)にやはり便乗して太平洋を45日航海している。
丸山薫の航海の詩「點鐘鳴るところ」はいい。
そう、ライラの冒険なのだ。ライラとライカは一字違いである。
AXISの連載で、カメラデザイン論を一気に書く。ライカ250には、カメラの美学があるが、撮影が250枚撮りのライカ250に比較して、その10倍の2500枚も撮影可能な現代のデジカメにはなぜ、カメラの優雅さがないのかという話から展開して、ソ連製のカラシニコフのドラムマガジン(100ショット)の話に展開する。
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